アメリカ

私のおじいちゃんは、若くして中学校の教頭先生になった立派な人だったそうだ。「そうだ」と言うのは、私はおじいちゃんに会った事は無いから(写真だけ)。その理由は、おじいちゃんは、原爆で死んだからだ。爆心地の中学校だったので、空襲警報で子供達を避難させ最後まで学校に残っていたらしい。国体に出るような体操の選手でもあったそうで、遺体のベルトのバックルが国体出場記念のものだったので本人と断定できたらしい。祖母は、爆心地に当然入ったので(住宅は爆心地ではなかったので、曾祖母/祖母/母の兄弟は大丈夫だった)放射能の後遺症は結構辛かったらしい。まあ、でも60年も前の話になってしまって、全て「…だそうだ」「…らしい」だな。自由と正義の国アメリカ。でも、あちこちで大量殺戮を繰り返しているのも事実だ。でも「華氏911」は観る気がしないな…