2004Honolulu Marathon

なにはともあれ

  • 2時起床 小僧とお母ちゃんはホテルの前で応援してくれると言うので、目印のためにダイソーで買った夜光3色ブレスレットを右手首につける。ウェアは、佐渡でデカHジャージに着替えられ晴れ舞台を踏んでいないトライアスロンジャージにした。
  • 3時半ホテル出発、徒歩でアラモアナに向かう。4時スタート地点着。去年と同じく3時間位の速そうな人たちのすぐ後、去年はピストルから7秒でスタートできた。ここでププさんを発見、軽く挨拶をする。今年のスターターは野口みずきだ、彼女目当てで最前列側は結構な混み具合。
  • 5時スタート 野口混雑でピストルが鳴ってから、スタートの計測を越えるまで去年より30秒も多くかかる。おまけにスタートを越えても、まだまだ遅い人がいる。最初の1マイルは去年より1分も多くかかった。精神状態悪し。
  • とにかく、この1分の遅れはハーフまでに取り返す。と、ここで今年の目標タイムの決意が固まる。やはり、3時間30分では駄目だ。去年より1分上の3時間25分に決める。つまり、1マイルあたり7分45秒が必要だ。
    • スタート〜10km…49分30秒。3時間30分に対してオンタイム。
  • 10km過ぎにダイヤモンドヘッドがある。自分は燃費が悪い身体なので、体内のグリコーゲンだけじゃフルマラソンは走りきれない。パワーバーをここで食べる。この後、坂を下ってカハラ地区の住宅街をアップダウンしながら2回大きく曲がる。この後のハイウェイを含めた道の感じがとても好きだ。中央分離帯の位置にあるとても大きな木が道の両側にしっかりと枝を張り出していて、この景色を見ると気持ちが落ち着く。今年は、走るフォームのイメージが降りて来なくて走りながらかなり辛かったが景色はよく見えた。過去2回よりはっきり道のアップ・ダウンを意識しながら走ることが出来た。
    • ハーフマラソン…1時間44分26秒。これも3時間30分に対してオンタイム。後半上げられるのか?かなり不安要素が大きい。
  • ハワイカイに入りやっと空が白み始める。日の出が自分に力を与えてくれる事を祈る。
  • ハイウェイに戻る。今年は、かなり早い段階で左のふくらはぎに違和感が出た。これが左の太腿⇒右の太腿と広がってくる。とにかく水をかけてごまかす。
  • 突然、往路のランナーから聞き覚えのある福岡訛りで名前を呼ばれる。大学のクラブの後輩だった。「あとで〜」と声を掛けて走り出すが、当然ゴール後も見つけられず。来るなら来るで先に連絡しときやいよね。
    • 〜30km…2時間27分32秒。帰りのハイウェイを利して飛ばす。が、完全にアップアップ。
  • カハラに戻って、ヘタレ始めているとAVAの3時間30分のペースランナーに抜かれた。やってはいけないとは分かっていたが、1マイルついて走った。この間は8分で走れた。自分の場合、やはり自分に対する期待/厳しさ/要求が低い。多分、長谷川理恵はこの点が強いのだろう。ちょっとした段差で、ペースが落ちペースランナーからは離れてしまった。最後のコーナーを曲がり、目の前に最後の上りが広がる。
  • この先は完全に終わった。ダイヤモンドヘッドの登り下りはマイル9分かかった。丁度JALのボランティアエイドのあたりで貧血がでている気がした。でも高血圧だよな〜などとぼんやり考えるが、とにかく走って倒れるような事は避けようと歩く。しばらく歩くが路肩の縁石に座った方がいいのかなと思い座ってしまう。凄く汗が出ている。やっと自分がハンガーノックなのかと気付く。再び立ち上がり走ろうかと思うが続かない。結局、歩いてゴール。
    • 〜ゴール…3時間42分39秒。

これで、3回にわたった私のホノルルマラソンに対する挑戦は終わった。1回目や2回目がギリギリでサブ4あたりだったら、この3回目は無かっただろうと思う。今回記録は駄目だったが、内容は自分で納得のいくものだった。勿論、今後もマラソンは続けるので今回イメージできなかったフォームの追及と、結局不足している筋力の補強が課題になる。去年は帰国して大風邪を引いて1月の谷川真理ハーフまで体調ボロボロで筋力等をすっかり失ってしまい、ゼロスタートとなったので今年は用心して落さないようにしたい。それでは皆さん、また頑張りましょう!