感動した!

だいぶ前にソートー頭の変わった総理大臣が昔は大和民族に固有であったレスリングのチャンピオンに対し間違った使い方をしてからと言うもの、私はこの言葉に対し良くない印象を持ってたんだけど、今回それが払拭出来て良かった。
で、何に感動したかと言うと「2006吉田拓郎*1つまこいコンサート」のTVを観て。
木曜の昼間に熱が出てきて、のどは痛いしお腹はゴロゴロなので知らない国で無理して変な事になってもつまんないので、フランクフルトの地下街の薬屋で買った風邪薬を飲んで、かなり麻酔のきつそうなのど飴をなめてホテルの部屋でおとなしくしてました。で、日本語衛星放送のJSTVって奴をつけてたら上記番組が。私は特に吉田拓郎のファンではない*2のでつまこいに行きたかったとは思わないけど、日本人が五十面/六十面下げてあんなにゾロゾロつまこいまで出かけて、感動したとか言って泣いてるのを見て意外と日本人ってすてたもんじゃないと思った。
それから、コンサートの最後の曲に選んだと言う「今日までそして明日から」*3。この曲は、やっぱり最近JSTVで時々見る番組のテーマ曲に若いお姉ちゃん*4が歌ってるのをチラッと聞いて、自分が生まれる前の曲で人のふんどしで楽してんじゃねえよ。と思ってたんだけど、本物が歌うとやはり良い。70年代を迎える日本って大変だったんだろうなと思う。*5
だって、24歳の売り出しフォーク歌手がこんな曲を書こうと思わせられて、そして本当に書いちゃったんだから。この歌の内容は非常に普遍的である。かぐや姫が歌った「妹」は単に陳腐でセンチメンタルなだけで確かに30年間を思い出して泣くには使えるが、全く普遍的な曲ではない*6。だが、この曲は24歳だろうが60歳だろうが60年代だろうが21世紀だろうが関係ない。人が生きていく事の歌である。あまりにも簡単な歌だけど「それでも地球は回っている」とか「りんごはなぜ地面に向かって落ちる」とか言うのと同じ感じでそっけ無い。で、それで正解なんだろう。国語力が無いので何だけど以上「感動した!」でした。

*1:って合ってるのか?

*2:やっぱ、福岡県民はチューリップでしょう!!と言うほどでもないけど。。。

*3:だっけ?かなりいい加減。。。

*4:Coccoだっけ?

*5:だってさ、朝学校に行こうと思ったら浅間山荘事件とか実況でやってて凄かったもんな。最近の日本人の起こす事件って、単に幼稚で変態チックだけど昔のは重かった。

*6:でも正やんの「なごり雪」は良かった、本当に30年ぶり