Trooping the Colour

気合入れていくぞ!

小僧を塾で落とした後、出張者とロンドンへ。11時半から衛兵交代だっけ?と結果からするとオオボケな事を言いつつ、ウェストミンスター駅からバッキンガム方面へ向かう。外務省裏が自動車通交止め。チャーチル像周りには各国国旗をへさきにつけた黒塗りハイヤーがずらり*1。ナンダベ?と思っていたら、女王様の誕生日セレモニー大行進の日だった。バッキンガムの表参道に出たら、大勢人が並んでいる。最前列が背の低いおばあちゃん〜孫と思われる女の子集団の場所を見つけ、その後に陣取る。表参道には定間隔でキットカットの兵隊*2がずらりと並び、その人たちは定期か不定期か分からない間隔で例の「見回り」をやっている。いつもの宮殿の見張りはせいぜい2人だが、今回は壮観。で、見ているうちに色々と分かった。

  1. この通りを守っている軍団はどうやら下っ端。
  2. 1軍はおそらく女王様閲覧の元、広場で*3美しい行進劇を披露している模様。
  3. この辺の人たちはおそらくアイリッシュ*4部隊。
  4. 隊長と思われる兵隊は銃剣ではなくサーベルを持っている。
  5. で、彼のふわふわ帽は部下のより長く、かつ顔も見えない。
  6. 帽子の右に色つき*5の飾りがあるが、彼のは立派。
  7. 勲章いっぱいついてる。下っ端は当然無し。
  8. 袖や腰のところに飾りボタンがついてるけど、彼のは金色刺繍が素敵。下っ端は白ベース。
  9. ズボンの横の赤色の線が、彼のは太い。
  10. 隊長は若造*6の帽子の角度、銃剣の構え方、首の傾き等を頻繁に細かくチェック*7
  11. 制服は同じだけど、ふわふわ帽じゃない奴も居る。この人たちは勲章もずらりついてるし、顔も年だし、3人監視役っぽい感じで只見てたので、おそらく偉くなったおっちゃん。

ずいぶん待ったが、ついに広場から宮殿に向けて行進開始。

  1. まず大砲部隊
  2. それからバンド*8
  3. キットカットの大群。金ぴか衣装で馬乗ってたりするバリエーションとか、普段ならやんごとなき系が制服着て「女王に忠誠示してます」風とか
  4. ついに馬車でThe Highness通過。お召し物はパウダーブルーのスーツかな?
  5. その後も大群+騎兵とかとにかく壮観。
  6. 宮殿は近寄れなかったけど、大砲の音がしたりしてた。

宮殿裏のお土産物やで出張者が買い物してるのを待ってたら、上空をエアフォースが通過。3機ずつが5組ぐらい通過の後、締めはレッドアローがトリコロールの煙と共に。さすが、女王様。CO2使いたい放題。

*1:但し、そんなところを観光客が平気で通り抜けられちゃうところが太っ腹

*2:我ながら古い

*3:スタンドが組まれているのが遥か彼方に見えるが、スーツ/ドレス/帽子の上流系の人たちがお呼ばれされている模様

*4:詰襟についている紋章がクローバー

*5:彼らはブルーだったが、後から女王の馬車を囲んで行進した1軍のは茶色だった。

*6:下っ端改め

*7:数人が回っているんだけど、制帽/制服からあからさまに若造と分かる奴は本当に何度も何度も直されてた。目の前に居た奴は装飾の度合いから結構年季が入っていると見られたが、注意されたのは無かったんじゃないかな?

*8:こいつら同じ服送だけどデブだったりする。。。orz