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昨日のは、チョット最悪の例。皆さんそうはならないようにしましょう!と言うお話でした。で、フォームについて。昨日もチョット書いたのですが、マラソンの走ると言うのは「普通に歩く」の延長ではありません。極論すると「立つ」事の延長です。但し、チョット言い訳があって、先の「普通に歩く」には「日本人にありがちな」と言う枕詞?がつきます。では、何が「日本人にありがち」なのか?

  1. 腰がやや落ちる
  2. 腰から上がやや前傾する
  3. 背中は軽く丸まる
  4. 膝が曲がってふくらはぎに力が入る。足が身体の前にいつもあって、身体を引っ張るような感じ

(ソートー悪口言ってますか?私。)この延長で走ると確実にフルでは死にます。特にダメなのは、最後の

  • 足が身体の前にある

と言うフォーム。着地=ブレーキになってしまうので自分では力強く走っているつもりでも、足の爪はつぶれ太腿の前がパンパンになって辛い30km過ぎを迎えてしまいます。
じゃあ、良いフォームとはどんなんだ!と言うと、まずリラックスしてまっすぐ立つ。左右の足幅は5cmぐらいか?その状態から、骨盤をぐぐっと前傾させつつ胸を張る、頭のてっぺんは斜め前に引っ張られる感じ。そうすると重心を高く保ちつつ前傾が出来ます。更に頑張るとヨロッと片足が出て、胸の真下につきませんか?このフォームで着地して、この姿勢で歩こうとするとお尻の力が使えるはずです。それが正しいフォームの入り口になります。