ツール2007初日

CLOSED

朝起きて、車のNAVIに「Tunbridge Wells」と入れてみる。何とたったの71マイル、2時間弱と出た。但し、ルートの一部のA26を最後で使うとなっているので、近づいて道が閉鎖されてたら少し時間を食うだろうな。。。
で、その町は何かと言うと1個目の4級山岳の後の補給ポイントの町である。去年のツアーオブブリテンでは何のボトルも拾えなかったので、何とか一個ぐらいは! 公式パンフの時間読みでは、キャラバンが11時20分、レースは12時55分とある。いけるはず、って事でスタートする。朝7時過ぎのA40⇒M25はスムーズな流れで問題なし。が、M25がM26に変わって出るところで失敗した。。。orz もっと南に下りるつもりが、ソートー上の方で何とA26に入ってしまった!周りはしっかり銀色の鉄柵で覆われているは、要所はお巡りさんが既に固めているわで、サイクリストが気持ち良さそうに自走しているのに対し脂汗状態である。で、しばらく走ると何か先週みたような、全然記憶に無いような小さい村に出た。左折のルートがまだ閉鎖されてなかったので、兎に角エスケープした。チョッと行くとナーサリーの駐車場が見えたのでそこに車を置いて村の様子を伺いに行く。その村の名称はHadlowと言って、目指していた補給地点まで12km(あれ?14kmだったかな???)のほんとに何もない村。村のシンボルだった石造りの塔のてっぺん部分が崩壊したのを再建するのが皆の願いらしい。
根性無しの性格ゆえ、これ以上危険は冒したくないと考えこの村に居つくことに決める。村の端から端まで歩いてみると、村中央の南側に芝生の公園の端っこみたいな区画があって、見通しもいいのでレース観戦場所はそこに決める。キャラバングッズは人がいるところじゃないと駄目だろうと、キャラバン時は村中央のバス停前に位置どった。
村の人たちは、スーパーの前の小さな駐車場に特設カフェとお祭り広場*1を設置し、3つあったパブでビールを飲み、子供はユニオンジャックの小さい旗を振って総出で応援。
キャラバンは来たんだけど、次のTonbridgetって町と当初の目的地のT/Wは巨大スクリーン付きイベント会場が設置されてるらしく*2ほぼ素通り。。。orz
で、村はずれに場所を移し「やっぱり腹が空いたな」とパブでハンバーガー£2.5也を買ってぱく付いてたら、いよいよやってきました。
ヘリが低空で追っているので、バルバルバルという音とともにツールは迫って来ます。
広報車みたいのが、先頭集団にミラーがいます。あと5分で来ます。って言うので、あたふたしてたら、あっさり通過してしまった。確かに黄色となんか緑っぽいのとしんがりミルラムがいる5人の逃げだった。で更に待ってたら大集団がゴワーっと通過。「え?終わり?」って感じ。で、チョッと遅れてロットが5人位いる小さい追走集団が来たので「あら、大物がパンクしたんでアシストで戻してんだろうな。へー。」とTVでみてたのが現実に行われているのが見られて得した感じ。ビブショーツの肩紐?はずしてるみたいに見えてる人がいた気がする。暑かったからな。
で、この後帰ろうとしたんだけど「左折」でコースからエスケープした私は大馬鹿で、行けども行けども「CLOSED」の看板にぶつかる。ソートー大回りしてやっと帰ることが出来ました。めでたしめでたし。
さあ、来年は山岳見に行くぞ!

*1:ピエロとおじいちゃんバンド

*2:ケント州の新聞を村のコンビニで買ったら「ケントにあなたのツールが来る」って日曜版が挟まってた