前日 その2…コース下見兼車置き編

スタート地点から「ま、こっちだろう。」位の軽い感じで走り出すといきなりナビから運転を外す*1で、何となくうろうろしているとランドアバウトに「黄色い丸に矢印」の看板を見つける。

やった、コースじゃん!

あとは、看板に沿って行けば良いだけなので運転は超楽。が、気持ちがビビッているので最初から上りがすごく辛そうに思える。Nyonsの町でビビリ、Col d'Eyを越えた時には「俺、これを越えたら帰って自慢しよう」位に思ってしまう。で、その後の下りにもビビリ「このまま谷に落ちたらどうしよう」とか。ああ、情けない。但し、景色は最高。確かにあまり手入れはされてないけどラベンダー畑*2が至る所にあるし、上りの途中から見えるのは本当にフランスの丘陵地帯だった。ドライブには最高。
で、Buis les-Baronneiesを過ぎた所で後は諦めてショートカットしてMont Sereinの車置き場に向かわないと駄目と解る。それにしても驚いたのは、前日の夕方なのにこの辺で大勢のサイクリスト、しかもゼッケン付きが走ってるのにすれ違った事。何じゃこいつら?体力温存って言葉を知らないのか?って感じ。
やっとこ制限時間の30分前の4時半にMont Sereinに着いた。ふと気付くと目の前のCIVICのナンバープレートが「ここはイングランドの地元の町ですか?」と言う並び。頭のシルエットが細長いのでJ*3だろうと話してたらビンゴ。彼は車は置かず、嫁さんがピックアップに来る予定との事。お互いグッドラックと分かれる。何とか駐車したと思ったら、なにやら様子が変。係りのお兄ちゃんぽいTシャツに「ここじゃないよ。バス出るの。インフォメーションは完全に間違い。14km下のMaulauceneってとこだから。」とか言われる。

それって、随分前に通ってきた所!?!?後、30分で最終バス?とか、目の前真っ白。

あせって、下ってバスの居る所にたどり着いたら駐車場の入り口に座ってるおっちゃんが、また英語がしゃべれなくて何言ってんだか分からない。多分”300m先まで行け”って言ってるんだろうとポジティブに解釈して突き進んだら正解だった。
多分、普段は駐車場と思われる*4広場に大型バスが4台位停まってる。もう制限時間の5時なのにこの状態ということは主催者も少しは非を認めて*5いるのか?で、バスが満員になるまでしばらく待って、明日のルートとは違う最適ルートで帰還。たったの1時間半で着いた。
バスはイベント会場の裏手に到着。5時半からパスタパティーが始まっているはずなのでイベント会場に戻って、山勘で「こっちのはず」とか突き進んだら全然嘘で、バス降ろされたところのすぐ近くだった。。。orz
パスタは何と言うかマカロニのよじれた奴。それにボロネーゼソースとチーズ。水。りんごのすりおろした奴のパック。がメニュー。1回お替りして、水をいっぱい貰ってバッグに詰め込む。
バイク置き場のすぐ横がMAVICのメンテサービステントで、昼間は長蛇の列だったが今はスキスキ。リアの変速を見てもらってポンプを借りてエアを入れる。で、ここでTさんKさんを見失う。ま、彼らの方が断然速いのでとにかく帰るしかないと走り出す。こんなタイミングで元々無い足を使うのは愚の骨頂なのでとにかくゆるゆる走っていると、Tさんから電話。まだ会場にいたらしい。ま、待ってもその後置いて行かれるだけなので走り始める。途中、TREKにぶち抜かれたが私はレースするんじゃなくてサイクリングですと淡々と帰った。
ホテルに着いた直後2人がNISSANのロゴのあるジャージを着てるローカルライダーと戻ってきた。ローカルライダーは7回でてるとの事。今度日本に行くんだ、山はあるかな?とか言ってるけどホイールは何気にライトウェイトだったりするし。
その後、最後の足掻きでチェーンに油を差し「じゃ、5時食堂集合で」と部屋に戻る。部屋で衣装を調え、メダリスト*6を作り、フレームにエナジージェルをビニールテープで貼り付け*7、サングラスのレンズ?をクリアにするかスモークにするかうろうろ迷う*8
早く寝なくちゃと思うが、興奮してて全然寝つけない。

*1:下手でスンマセン

*2:平地にはひまわり畑があった!!!

*3:歳なので「君」はつか無い。

*4:私たちが車を停めたのはその横の草っぱら

*5:しかしながら、バスチケットをホテルに忘れたKさんはバス代をしっかり12ユーロ取られてたけど

*6:すっぱ、にんにくくさい例の奴。Tさんに日本買い出しを依頼した

*7:ホテルの部屋は広くて自転車保管は室内

*8:結局、日差しが強いと眼から疲労するって言うのでスモーク