ステンレス鋼板屋さん訪問

ここまで行った。2007年にはこちらに行っている。まったく。。。
ここからの移動手段はBA,Virginと今回使った*1South African Air*2がある。行き先はヨハネスブルグ空港。時差はGMT+2。このルートは飛行時間11時間で、下のシステムが確立してる。

  • 行き…UK夕方発、南ア到着早朝。
  • 帰り…南ア発夜、UK着早朝。

会社ルールはありがたいことにビジネス。航空会社も自分たちの任務は分かってるのでエアバスのシートは一応フルフラット。ルートはフランス/地中海/アフリカ大陸を縦断。
でもね、大きくはないけど乱流多すぎ。ずーっとガタガタしてて寝られやしない。でかい空港なのに、雇用対策なのか一旦バスに乗り換えてターミナルへ。イミグレの係官はまったくやる気なくスタンプを押してくれて入国。メーカーさんは渋滞に巻き込まれたとか言って、10分遅れで到着。会社のVWのシャラン?で来てくれたが、イモビの切り方がよく分からず皆で乗り込むとファンファンなりまくり、ってのを5回ぐらい繰り返して、やっとホブにオフスイッチがついてるのを発見して一件落着。車は右ハンドルでUKルール。空港ビルの出口のゲートは2重になってて、しかもタイヤのところは鎌が並んでいるかのようなバリヤ。ゲートが故障しても絶対強行突破できない。
高速に乗ると、降りる車の渋滞になってる。ここを無理苦理乗り切ると後はスムーズ。車は金持ち車が結構目立つが、UKみたいに新車ばっかりと言うことは全くない。しかし、カイロみたく走るおんぼろ旧車見本市みたいなこともない。殺風景ながら現代都市区間を出たとたん、南アに直面。トタン板で囲われたバラックがびっしり立ち並ぶ地域が広がる。少し金がある人間は文化住宅みたいな平屋の団地。そして、運河周りのものすごく手入れされた高級住宅街とリゾートホテル/ゴルフ場。格差のものすごく分かりやすい景色*3
で、眠いので運転してくれてるメーカーさんには申し訳ないが、目を開けてるのが辛く、寝た。
Middelburgに入るころに少し疲れが取れた。この町は少し安全そうな空気が漂う。しかし、住宅外はコンクリートフェンスで囲われ、塀の上には高圧電線ぽい線が3本とか、有刺鉄線がぐるぐるコイル状とかは必須。で、これもお約束らしい朝チェックインでメーカーさんが取ってくれたホテルへ。車降りたら天気は最高。やっぱ、太陽って素晴らしい。
ここで思い出したけど、ヒースローでの両替で手間取った。まず、トラベレックスにランドの手持ちが少なかった。「R1000頂戴」って言ったら、600しかありません。と。おまけにビジネスカードで赤十字にドネートしたのがカード会社のシステムに引っかかったらしく、本人確認の電話とかで空港には余裕持って着いたはずだったのに全然時間がなかったな。。。

で、ちょっとシャワー浴びていよいよメーカーさんへ。入り口のセキュリティーはしっかりしてたな。昼飯はキャンティーン製とのことだったがお寿司とか出してくれて歓迎してくれた。ちなみにキャンティーンは昼飯R5だって。その後工場見学で歩いてるうちはよかったが、各工程で説明が始まると眠かった。死ぬかと思った。
夜はレストランに招待してくれた。残念なことに水牛のステーキとかじゃなかった。(←いや、スイマセン。冗談です)スープはカレースープのカプチーノ仕立て。メインはラム。とてもおいしかったです。但し、入り口は電動ゲートだし、やっぱり電線防御だし。。。問題なのは自分の健康状態で、ワインを出してくれたので水もがぶがぶ飲みながら味見レベルで飲んだんだけど、駄目。途中で血圧が下がってくる気がする。最近分かってきた自衛法で、とにかく拳を握り締める。で、何とか乗り切った。会話で「世界最大の自転車イベントがあるんだ」とか「ランスが去年来て何とかかんとかって言うレースを走って」と意外と自転車好きなおっちゃんたちだった。何だよ、こんなところで世界最大の自転車レースなんかあるわけ無いじゃん!と思いながら聞いていたら、どうやらホントだったようだ。結構、すごそう。
2日目の仕事は少しは眠気も取れたが、南アフリカ訛りは微妙に辛かった。空港でride magazineと言うのを買ってみた。Cycling plusの提携誌なのか内容は似た感じ。まあ、お国柄MTB記事よりになるのは頷ける。
で、帰りの飛行機も眠れず疲れた。次はA380でしか行きたくない。

*1:前者2社は往復£4400に対しSAは£3200。しゃあない

*2:番外でパリまで行けばエールフランスA380と言う手もあるらしい

*3:ちょうどコスモスのシーズンで、荒地がコスモス畑ってのが広がってた