前の日記にちょっと書いたが、今のオリンピック卓球監督の宮崎氏は2個上でご近所の中学校だった。気付いたら、日本チャンピオンとかなっていてびっくりした。確かに、彼らの中学は凄く強くて私達の卓球とはチョッと違っていた。中学の頃は、そんな理由なんかよく解からなくて、私達は我流で頑張っていたのだが高校に上がってから、その理由がわかった。知ってしまえば簡単で、彼らは中学校で練習していただけでは無かったのだ。町の卓球クラブの大人とも練習していたのだった。中学生の卓球なんて、作戦とかヘッタクレはほとんど関係なく、ボールの回転とミスが多いか少ないかで決まる。中学生同士で、パシパシと確率の低いラリーをやってるより球筋が決まっていて、かつボールの回転も豊富な大人とやってそのパワーに馴れてしまえば、中学生の試合なんてチョロイモノだったのだろう。でも、うちの高校のムラカミ先輩と宮崎(あえて呼び捨て、失礼)の試合は、観ていてワクワクした。たいてい、市の予選と県の大会の両方の準決勝か決勝の対戦だった。左ペンドライブと右ペンドライブの共に当時の正攻法の試合で、台を離れてのドライブの引き合いや、何であんな回転がかかるのか解らない凄いバックスピンのサーブ。二人とも真剣だけど、楽しそうだったな〜