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着地のイメージは、昨日の重心位置でフラットに。で、それじゃ前に進む話。でもあせってはいけません。ここで問題です。なぜ、前に進むのでしょうか?答えは簡単、足で地面を後に蹴るからです。(前に蹴れば、後ろに進みます…笑ってばかりはいられません…)
4時間以上走り続けるのは半端な事じゃありません。筋肉だけでなく足の裏つま先などもさまざまなストレスが溜まります。これを合理的なフォームにする事で少しでも和らげてあげましょう。では、下から順番に

  1. 足の裏…ランナーと地球の接点です。前に進むためには?さっき書きました。
  2. ふくらはぎの筋肉…足裏が地面から離れる瞬間、大きな力を受けます。
  3. 太もも裏…ふくらはぎ、お尻の筋肉と連携して身体を前に進めます。
  4. 太腿前…身体を走っている間、支え続けます。
  5. お尻…太腿を後ろに振る、と言う最も大事で大きな力を発生します。
  6. 腰〜腹筋〜胴体の筋肉…重心を支えます。足で発生した力が重心を斜め後方から斜め前方に突き抜ける位置に持って来ます。
  7. 腕を振る筋肉…腕を振ることで、リズムが作れる。回転運動を効果的にキック力につなげる。などの効果があります。とても大事です。
  8. 頭…もちろん、重心位置をきちんと合わせるためにとっても大事な「重り」です。しかし、それでは悲しすぎます。ペース配分、水補給、補給食補給のタイミング、傾斜に対するペース/フォームの対応。脳みそをフル回転しましょう。もちろん、ホノルルマラソンコース沿道の美しい景色*1、ボランティア、応援してくれる人たち等を記憶に刻み込む役目も…

*1:コースそのものはただのアスファルトとコンクリートの道です、私は一昨年嫌になるほど見ました