回収バスで通った編。。。orz

リタイヤした場所は村の駐車場。救急車が止まってて地面に一人(多分イギリス人)真っ赤な顔をして横たわっていた。熱射病なら冷やしてやった方が良いんじゃないかと思うが、自分も若干立ちくらみとかあるし人の心配してる場合じゃない。村の人が何かフランス語で話しかけてくれるが全くわからんので「ソーリーアイキャントスピークフレンチ」とか言ってると救急車でBibナンバーから身元がわかるらしく、救急のおっちゃんが「ジャポネ」とか言ってる。で、のろのろとバイクからポラールを外したり、心拍センサー外したり、サドルバッグから携帯出して自宅に電話掛けたりしてたら、回収バスが来た。大型の観光バス。時間忘れたけど3時半にはなってなかったと思う。自転車回収トラックに自転車預けて「916だからトラックのナンバー覚えてて」とか聞いてバスに乗ると超満員。「席無いじゃん」と立ってたら、一番奥の人が手を振ってくれた。最後尾に4席ぐらい残ってた。手を振ってくれたおっちゃん*1に電話がかかって来て、何かフランス語だったらしい。で、おっちゃんが「誰かフランス語喋れる人居ない?」って聞いたんだけど、誰も何も返事なし*2。と言う事で、このバスに乗った奴らは全員イギリス人と判明。。。orz
乗ったは良いが、コースはまだ走ってる人が大勢いるので救急車やその他関係車両で超渋滞。と言うかホント動かない。ま、タイガイ疲れているので半分寝てたので問題ないけど。なので、当初恐れてた山に入って最初の9%9kmの所は見逃した。ふと気付くとRAVITAILLEMENT No3の補給所だったと思う。ここは足きりポイントでKさんは残念ながら靴擦れ等のためここで肩をたたかれてしまったらしい。足きりバスが物凄い台数停まってる。とあるバスのドアの所では白いストラディバリウスを被った白人のお兄ちゃんが盛大に戻してるし。。。
で、ここから先は景色がどんどん例の月面化していった。植物は基本的に這い松系。路肩には若干の雑草。シンプソンの碑も見た。ちなみに、まだまだコース上には人がいる。但し、押してる人の方が多い。頂上では下ろしてもらえず「あっちが自転車ゴールか」と思いながら、そのまま行過ぎて*3下る。うねうねと6km下ってMont Serienの会場上で下ろされた。ヘルメットとボトルを忘れず持って降りて即立ち▲ョン。下の方に荷物預けバスがあるのが見えるので「自転車ありゃすぐなんだよなきっと」と思いながら、カチャカチャ歩いて受け取りに行く。もっと下にゴールした人達お祝いヴィレッジがあるのは見えるが、リタイヤした人間には行く権利がない気がして靴は履き替えたがまた上に戻り自転車が来ないかと待つが、全然来ない。しばらくしてJ君からテキストが入ったけど、こっちからは電波が混雑してて誰にも連絡がつかない。2台自転車のトレーラーが降ろし終わったところで「他のトラックは上の方にいるよ。とっくに」みたいなことを係りの兄ちゃんが言うので、皆ぞろぞろと1段上に移動すると、そこ2台トラックがいた。。。orz で、係りの兄ちゃんが開けようとすると、そいつの上役らしい奴が「駄目駄目、あっちからだ」とか言って別の方から開ける指示を出したので一旦開けたドアを閉めた。するとフランス人のおっちゃんが猛烈な勢いで「ホニャラカ、へにゃへにゃ」とフランス語でまくし立て始めて、一気に場所の雰囲気が悪くなる。中略。
自転車受け取ったあとは、あと14kmの結構な斜度のダウンヒル。初めは猛烈な横風、下の方でやっと空気がぬるくなったと思ったら今度は下りの車が猛烈な渋滞。主催者側が車置き場を変更した理由がやっとわかった。もしも上に停めてたら下から上まで車がつながったと思う。で、駐車場でTさんKさんに再会。時間は忘れたけど20時だったかな。

*1:トライアスリート系の格好をしてた

*2:おっちゃんは最前列の係りのお姉ちゃんに頼んで話はついたらしい

*3:頂上で人待ちしてる日本人を見た気がする